味噌の種類が多すぎて、頭の中がゴチャゴチャしませんか?
- 「白味噌ってなに?」
- 「八丁味噌ってなに?」
- 「辛口味噌って?」
味噌にはたくさんの種類があって呼び名や商品名もたくさんありますね。味噌の分類について、この機会に整理しましょう。
本記事では、ザックリとした味噌の分類が分かります。
味噌は、味や色、原材料などで分類して、「〇〇味噌」と呼ばれています。まずは、箇条書きで違いを見てみましょう。
もくじ
麹や原材料で分類
使われている麹や原材料の違いで、以下のように呼ばれます。
- 豆みそ
- 米みそ
- 麦みそ
- 調合みそ
おかずになる嘗味噌(なめみそ)
なめ味噌は「おかず味噌」ともいわれ、そのまま食べられる味噌です。醸造されたものや調理されたものという種類があります。
なめ味噌の種類
- 醸造なめみそ:金山寺みそ・ひしおみそ
- 調理なめみそ:ねりみそ・鯛みそ・肉みそ・柚みそ
バラエティー豊かでおいしいなめ味噌は人々に親しまれています。
味で分類
味噌の味は、すべての原材料の種類や量、作られる工程で変わってきますが、ここでは「塩からさ」に関する塩分濃度について述べたいと思います。
塩分濃度の違い
- 辛口みそ( 塩分濃度 10~13% )
- 甘口みそ( 塩分濃度 10%程度 )
- 甘みそ(塩分濃度 5%程度 )
寒い地域の方が辛く、暖かい地域の方が甘めの味噌が多いです。また、甘さ加減には麹量など違う要素も関係しており、麹の量が多いほど甘めになります。
色で分類
味噌が、赤褐色に近い濃いめの色か白っぽい色、中間色で分けられます。色は、熟成期間や原材料、工程の違いなどによって異なります。
- 白みそ
- 淡色みそ
- 赤みそ
地域ごとの分類
ご当地の味噌に呼び名がついています。
- 仙台みそ:赤の辛口米みそ
- 江戸甘みそ:赤の甘口米みそ
- 信州みそ:淡色の辛口米みそ
- 八丁みそ:赤の辛口豆みそ
- 京みそ・西京みそ:白の甘口米みそ
などがあります。
形状で分類
味噌の形状で、わけることもできます。
- みそは、定義で半固形状
- 粒の残った粒みそ
- 濾した濾しみそ・すりみそ
- 液体の液体みそ
まとめ
ほんの一部ですが、味噌の種類の違いはたくさんありましたね。
- 原材料や麹、割合
- 味・塩分濃度
- 工程・熟成期間
- 調理・加工
- 色
- 地域ごと
- 形状
など
どれも本当に美味しそうです。
最近は、ネットショップやスーパー、百貨店などでも購入できます。
旅先で購入できると、思い出と重なり、より一層おいしく感じるかもしれません。
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